「る、る、ルキナ様〜! ミアのおっぱいが、二つになっちゃいました〜!」 「ほえええっ!?」 部屋に駆け込んできたミアを目の当たりにし、ルキナは思わずへんてこりんな叫び声をあげてしまった。 「ほえ…どうしたの、それ…」 「分かんないですぅ〜。ルキナ様、どうしましょうですぅ」 「どうしましょうって…うーん…」 ルキナは辺りを見回すが、間の悪いことに誰もいない。 ここ数日、ヴィランデルが臨月を迎えたため、神殿全体が出産ムードで盛り上がってるのである。 そのせいか、日頃のんびりしている者までが、準備だか空騒ぎだかで走り回っていたりする。いつもはルキナの部屋にも必ず数人の戦士奴隷がたむろして寵愛を受けているものだが、今朝は朝を告げるサワナの来訪を除けば、ミアが来るまで訪れる者がいなかったのだ。 「いつ…そうなったの?」 「朝、起きたらです〜。起きて、下着を着けようとしたら、どうしても一組おっぱいが見つからなくて……」 ミアはベッドに腰掛けたルキナの前まで来ると、巨大な胸を懸命に腕で支えながら、事情を説明しはじめた。 「でも…数が半分になった分、大きさは倍くらいになってるね…」 目の前に、顔よりも頭よりも大きな褐色の双球を突き出されて、ルキナは思わず唾を飲み込んだ。 「はい…ミアも抱えきれないですぅ…」 その視線から感じ取ったのか、ミアも瞳を潤ませて、ルキナの膝にまたがるように腰を下ろした。ルキナの胸もかなりの大きさだが、今のミアはそれより二回りは豊かに胸が膨れ上がっている。向かい合って座るだけで自然に胸同士が触れあって、柔らかく、わずかな隙間もなく、肉球は密着した。 「すごいや…ボクの手じゃ、全部は揉めない…力を入れても、手が全部沈み込んでいっちゃうよ…」 感嘆の言葉を漏らしつつ、ルキナはミアの胸に指を埋める。どこまでも柔らかく、しかし指が沈むほどに心地よい弾力を返す。ルキナの五指が手首まで乳に埋まっても、あまりに巨大なそれは、全体の形をほとんど変えずに球形を保っていた。 「はむ…」 「ひゃ…ふ…」 ルキナはミアの乳首を口に含み、軽く舌で転がした。ミアが震えると巨大な胸は大きく揺れて、ルキナの鼻や口、顔全体を埋めてしまうかのように迫ってくる。 「ゼブのおっぱいと遊んでるみたい…でも、匂いはミアの匂いだね…」 「ルキナ…さまぁ…ミアは、ミアはおっぱいがとっても気持ちいいですぅ…い、今までの2倍くらいに…。お、おっぱい全部が…エッチなお肉になっちゃった、、み、みたいですぅ〜」 ミアの可愛らしい乳首はルキナの口腔でとろけて、膣口のように収縮を始めていた。愛液の役割を果たす特殊な母乳の味が、しっとりと舌に絡みつく。 「ちゅ…ぱっ…フフフ…ボクの、欲しい…?」 「は、はいですぅ! ミ、ミアでおっぱいおまんこして下さい、ルキナ様ぁ!」 「うん♪」 原因の追求などすっかり忘れ、興奮しきったルキナは自らのペニスをしごき立て始めた。ミアを膝から降ろし、ベッドの前で立て膝にさせる。ちょうどペニスの高さに乳房が来て、幹が柔肉にめりこむ感触が、ルキナを楽しませた。 「ボクも…こ、興奮しすぎちゃった…もっと可愛がってあげたいけど、ひとまず一回、おっぱいに中出しさせてね…」 「はい…嬉しいですぅ…ミアのおっぱいが減っても、ルキナ様、キライになられなくて……良かったです〜ふええ…」 「バカだなもう…キライになんてなるわけないよ。ボクはミアのおっぱいも、ミアの体の色んなトコも、ミアそのものも、ぜーんぶ好きなんだから」 ミアの淡い金髪を優しく撫でながら、ルキナは右の乳首をくじり、張り詰めたペニスを押し当てた。 「入るよ…」 「みゃうっ…はっ……きゅあああああああっ!!」 性器とも肛門とも違う独特の挿入感が、ルキナのペニスを包み込んだ。乳腺自体は交接器のように締まりながらも、それ全体を包む圧倒的な量の柔肉が、ペニスを自在に受け入れ、ゆったりとしごき上げていく。あまりある肉のボリュームの中で自由に動き、出し入れできる快感に、ルキナはたまらず呻いた。 「すっ…すごい…おっきくなった分、もっと気持ちよくなってる…。ミアの、ミアのおっぱいの中で、ボクのちんちんが暴れてるのぉ…!」 「ひゃうっ…ルキナ様…気持ちいいですぅ…おっぱいが…ホントにおまんこになって…ミアは…ミアは……おっぱいでイッちゃいますうう!!」 ルキナは腰の動きを早め、激しくミアの胸を突いた。腰を叩きつけられた爆乳は二人の間で絶妙に形を変え、揺れ、弾力をもって球形に戻る。 まるで尻を犯すように、ミアの胸をつかんで腰を使っていたルキナは、ついに褐色の喉を反らせて叫んだ。 「はっ…はっ…は…ふ…はぁ…っ…出すよっ…ミアのおっぱいの中で、ミアのミルクとボクのミルク、ミックスしちゃうからね!」 「は…ぃ…ミアの、ミアをっ…ミアは……ルキナ様ぁぁぁぁ!!」 ルキナのペニスが勢い良く弾け、ミアの乳腺の中に、濃厚な精液が次々と撃ち込まれた。混沌変異で交接器となっているミアの胸は、それを貪欲に受け入れ、乳腺の隅々に吸収していく。同時に弾けたミアのペニスとルキナのクリペニスのために、二人の褐色の肌はたちまち白い粘液で飾られた。 「ぁ…あ…ミア…すごかったよ…ミアの……おっぱい…… …あ。」 肝心の問題を思い出したルキナは、ミアの乳房をしっかりと抱いたまま、灰色の瞳を丸く見開いた。 | |
*** 「混沌変異ですね」 「ほへ?」 レディオスにあっけなく断じられて、ルキナとミアは二人同時に間抜けな声を出した。 「でも…増えたんじゃなくて、減ったんだよ」 「昔世話をした娘に、同じような変異が授けられたことがあったんです。いい、ミア? 息をゆっくりと吸って、お腹に力を入れてみて…」 レディオスは優しくミアの腰に手を回すと、手本を示すようにゆっくりと息を吸った。 「はいですぅ…ん、すーっ………」 ぽにゅん、という音と共に、ミアの胸が、4つに分かれた。 「にゅ!?」 「はやや…ミアの、ミアのおっぱいが、4つに戻りました〜!」 「そうそう。やっぱり、数を変えられるようになっただけみたいね。じゃあ次は、息をゆっくり吐きながら、お腹を引っ込ませるように…」 驚く二人をよそに冷静なレディオスは、優しく微笑みながら、ミアのお腹をさすった。 「はい…わ、わ、わ! ミアのおっぱいが…へっこんで……二つになっちゃいましたぁ! ミ、ミア、もしかしてスゴイですか〜!?」 ミアは寝室のあちこちをぴょこぴょこ跳びはねながら、自慢げに胸を変えて見せ始めた。 「うーん…確かに、少しスゴイかもなあ…」 「きっと、皆も驚きますよ…ルキナ様。内緒にして、びっくりさせてやりましょうか」 「そだね。にゅふふ…」 はしゃぎ回るミアを横目に眺めながら、ルキナとレディオスは悪戯っぽい笑みを浮かべ、今宵の趣向に思いを巡らせるのであった。 |