最終夜 ルキナ

 ルキナを縛る戒律はない。
 なぜなら、ルキナの行動はラネーシアの理そのものだから。

 ルキナは祈らない。
 なぜなら、ルキナの意志はラネーシアの意志そのものだから。

 ルキナは、混沌の中で生まれた。
 父親はデーモン。母親はケイオスロード。
 でも、ルキナを造るときは二人の精液を混ぜ合わせて、一つに融合した子宮に注いだそうだから、正確にはどちらがどの親ということもない。
 ともかく、純粋な混沌の中から受肉したルキナは、両親の乳と精液を飲んで、健やかに育った。
 六歳の誕生日には母の膣で精通をさせてもらい、八歳で偉大なるデーモンプリンス・ルーシャ様に処女を奪っていただいた。
 軍勢を率いて人間界に侵攻を始めたのは、十歳の時。
 邪魔な奴は殺し、美しい女の子とは交わり、気に入った者は配下か奴隷にする。
 ルールは簡単、思うがままに。
 そう、生まれた通りに、生きるだけ。

 レードル、好きだよ。あの太いちんちんを前と後ろの両方に入れて、大きい胸を揉んであげながらフェロモンを吸うと、最高なんだ。
 カナディア、好きだよ。正確で衰えを知らない機械の体。突っ込んだり、のっかったり、一晩中でもボクのオナニーにつきあってくれるんだ。
 マノ、好きだよ。マノはハーフリングだから、とってもあそこが狭いんだ。でも、必死にボクのをくわえて込んで、喜んでくれる。
 ミルファ、好きだよ。ボクに一目惚れしてから、毎晩ボクの中に精液を出し続けてる。同じ量だけ、お返ししてるけどね。
 ゼブ、好きだよ。あの大きな胸もちんちんも、お気に入り。アソコも大きめだけど、腕を入れて遊べるもの。
 ユリア、好きだよ。どんなことでも覚えてしまう、天才奴隷。ボクの知ってることを、全部教えて上げるね。
 レディオス、好きだよ。上品なキミも淫乱なキミも、どっちも好き。具合もテクニックも熟れきった、みんなの娼婦。
 トーニャ、好きだよ。ボクの小鳥、ラネーシアの歌姫。ちんちんとアソコでできた、肉の楽器。毎晩演奏が楽しみだよ。
 サワナ、好きだよ。キミをこっちに連れてきたのは、正解だったね。あの世界じゃ、みんなに精液を飲んでもらえないもんね。
 キスティオ、好きだよ。いつも、ボクの夢を見てくれてる。それでいいよ。ずっと、ボクの体全部で、幸せにしててあげる。
 ギルディア、好きだよ。そのいやらしい体に、どんどん命令してあげる。その度に、キミの体は気持ちよく育っていくよね。熱く、狭く、柔らかく。
 ジュヌビエーブ、好きだよ。人違いで、良かった。だって本物はキミみたいに可愛くないし、あそこの締まりも良くないだろうしね。
 シャルリアン、好きだよ。誇り高いエルフの戦士。でも、その誇りもボクのもの。キミはその誇りで、ボクの精液を飲んで、搾ってくれるんだ。
 ヴィランデル、好きだよ。大切なボクのペット。萎えることを知らない繁殖者。いつか、キミとボクの子供で、世界を埋め尽くそうね。

 みんな、みんな、大好き。

 だから、今夜は……

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