REBIS DUNGEON > Stories > Vialance Stories > Feli'na and Sizune
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小説:KOBA 挿し絵&FLASH:Rebis | |||||
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シュルッ、シュルッ、キュルッ……。 圧迫された繊細な快楽神経が、痺れるような快感電流を発生させ、かすかな衣擦れの音を立てて、 サキュバスの指先が、布越しでもはっきりと輪郭がわかるほど勃起したペニスを、絶妙の力加減で撫で上げ、撫で下ろす。 くノ一少女の表情を切なげに歪ませる。 「静音さんのここ、凄く硬くて、熱くなってますよ。うふっ、時々ピクピクって震えるのが可愛いっ」 ギチギチに張り詰めながらも若竹のような弾力を残した肉柱の感触に、パープルの瞳を細めてささやきながら、フェリーナは四本の指でそっと包み込むようにして、ふくらみを撫で擦っていた。 しなやかな指が上下にゆらめくたびに、ゾクゾクするような快美な痺れが沸き起こり、フェリーナの胸に顔をうずめたままの静音の身体をわななかせる。 「んあぁぁ! そっ、そんなに触らないでえぇぇっ!」 豊かな胸の谷間に頭部を挟み込まれた恰好で、メイド姿のくノ一少女は声を裏返らせた。つい最近まで他人に触れられたことのなかった彼女の身体は、愛撫に対してはきわめて敏感な反応を見せてしまうのである。 「うふっ。こんなにビクビクさせちゃって、布越しにもヌルヌルのお汁をお漏らししてるのがはっきりとわかるわよぉ。ほら、こんなにいやらしい音がしてる……」 人差し指と薬指でペニスの胴を挟み込んで緩やかに擦りながら、中指はぷっくりと浮き出した輸精管のシルエットをなぞり上げて中に詰まっていた先走りを押し出し、親指の腹で布越しに濡れぬめった先端部を円を描くようにしてこねまわす。 ヌチュッ、ヌチュッといやらしい音を立てて指が動くたびに、腰の奥に熱くむず痒い快感がドリルのようにねじ込まれてくる。 まるで、精巣内に溜まった精液を、直接かき回されているかのような、深く甘美な刺激の連続だった。 「ひあっ! やっ、そんなに擦らないでえぇぇっ! ふあぁぁぁぁっ!」 鈴口を執拗に指の腹で擦られ、そこから発する甘い痺れに全身がペニスになってしまったのようにビクビクと震えながら、静音はのけぞり叫んでしまう。 執拗にペニスを弄り回しているサキュバスの唇から小さな呪言のようなものが紡ぎ出されていることに静音は気付いていたが、流し込まれる快感に身悶えするのが精一杯である。 「ほらぁ、もっと私の乳首吸ってぇ、美味しいミルクもっとチュウチュウしてぇ」 サキュバスの甘い声はまるで呪文のように静音を操ってしまう。彼女はピン! と尖り勃ったピンク色の乳首を再び口に含み、一心不乱に吸い嬲り始めた。 生硬い感触の突起を舌で舐め転がしながら小刻みに吸い上げると、口腔内に甘い乳汁がピュルピュルと噴出する。 甘噛みしてやると、コリッとした乳首と、プリプリの乳輪のコントラストが前歯に心地よく伝わってきた。 ペニスを嬲るサキュバスの指が送り込んでくる快感に震えながら、コクリ、コクリと喉を鳴らして乳蜜を飲み込むたびに、腰の奥に熱い欲望が蓄積されていくようであった。 「もうはちきれそうですわね。そろそろ本格的にお口で気持ち良くしてあげますよぉ」 指をぬめらせる先走りをペロリと舐め取ったフェリーナは、静音の足元に跪いた。 快感で足腰に力が入らないくノ一の少女は背後の壁にもたれかかって、かろうじてへたり込むのを免れている。 頬を紅潮させ、切れ切れに甘い喘ぎを漏らしている静音の目は、快楽への期待に熱く潤んでいた。その顔を上目遣いに見上げたフェリーナは、布越しに、勃起したペニスにスリスリとほお擦りして、熱く硬い肉柱の感触を楽しんだ。 血色のいい滑らかな頬に、布越しに染み出した濃厚な先走りがねっとりとまとわりつく。 「ああ、静音さんのおちんちんこんなにビキビキになっちゃって、いっぱいヌルヌルが出てて…た〜っぷり舐め舐めしてあげますよ」 フェリーナの熱い唇が、勃起した先端を布越しに包み込んだ。 「んきゅうううっ!」 仔犬が鳴くような声を上げた静音は、嬌声を漏らすことを恥じて右手の人差し指を噛んで堪えようとした。 その手をすかさずフェリーナが捕えて腰の両脇に拘束してしまう。 「ダメですよぉ。我慢しないで静音さんの可愛いよがり声いっぱい聞かせてくださいね。……我慢なんてできないと思いますけど、うふっ♪」 悪戯っぽい笑みを浮かべたサキュバスのパープルの視線と、涙をたたえた静音のルビー色の瞳が見詰め合った。 すぐにフェリーナは視線を外し、布に浮き上がった亀頭の輪郭を赤い舌先でじっくりとなぞって刺激する。カリ首をチロチロと舐めくすぐり、唇の先を尖らせて裏筋を何度も吸い、ついばむ。あえて亀頭そのものへの愛撫を避け、メイド姿のくノ一少女を焦らし抜く。 「う……あ、あぁぁぁ……」 全身が鳥肌立つような快感にブルブルと身を震わせ、静音は形のいい眉をキュッと寄せて切なげな表情を浮かべ、切れ切れの声を出す。 ぴちゅっ、ぴちゅっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ……石造りの空間にいやらしい舌なめずりの音と、少女の甘い喘ぎが延々と流れる。 布越しにもはっきりとわかるペニスのひくつきを、柔らかな唇で押さえ込むようにしてさらに焦らしながら、フェリーナはくノ一メイドの勃起を徹底的に舌と唇で味わった。 「うふっ。硬さも、我慢汁のお味も最高クラスですね。先っぽ舐めて欲しいですか? 一言おねだりしてくれたら直に舐めてあげますよ」 唾液と先走りのミックスジュースでぬめ光るペニスから唇を離し、焦らし抜かれた静音が断れないことを確信したサキュバスの声が、屈服を促がしてきた。 「……な、舐め……て」 ほんの数秒ためらった後、細く消え入りそうな声が少女の喉の奥から紡ぎ出された。 「え、何か言ったかしら? ごめんなさい、聞こえなかったわ」 フェリーナは焦れ切った静音をさらに追い込むべく、いたずらっぽい笑みを浮かべてとぼけてみせる。 「先っぽ……舐めてください……、もっ、もう……我慢できないっ!!」 恥じらいごと投げ捨てるような口調で静音は声を上げていた。 「やっと言えましたね。じゃあ、我慢汁でドロドロになったオチンチン、思いっきりペロペロしてあげますよぉ。我慢せずにいい声出してくださいね」 フェリーナは前歯で下着の布地を噛んで引っ張り降ろした。湯気が立ちそうなほど灼熱し、いきり勃ったペニスがプルンと飛び出し、一刻も早い欲望の解放を催促するかのようにヒクヒクとしゃくりあげる。 ばら色に染まった亀頭部の頂点に刻まれた鈴口の切れ込みからは、水飴のように濃厚な、大量の先走りがトロトロと尽きることなく溢れ、シャフトの表面を濡らしていた。 「お汁まみれで美味しそう。いただきます」 ![]() 熱く柔らかなフェリーナの唇が、亀頭部をすっぽりと包み込んだ。 「あひいぃぃぃっ!」 その感触だけで強烈な快感の炎に包み込まれ、意識さえも焼き尽くされそうになった静音はのけぞり、悲鳴にも似た嬌声を上げてしまう。 ぽってりと厚く柔らかなフェリーナの唇が、はちきれそうにふくらんだ亀頭部と一つに融け合ってしまうかと思われる密着感を与えて吸い付いてくる。子宮と精巣が歓喜にわななき、グリグリと痛いほどのたうつのが、はっきりと自覚できた。 くノ一メイドのおののきが一段落するのを待ってから、フェリーナは舌を使い始めた。細やかに粒立ち、ざらついた柔らかな舌が、敏感な亀頭粘膜を包み込んでゆっくりと舐め擦っていく。快楽神経を根こそぎ掻き鳴らされるかのような、壮絶な快感に静音の身体がガクガクと痙攣する。 サキュバスの舌の味覚突起がパンパンに張り切った亀頭の表面に張り付き、ピリピリと無数の快感電流の火花を散らしながら滑り、濃厚な先走りを拭い取り、味わっていく。 「ひ、うぁ、んあぁぁぁぁっ!」 舌先を左右にそよがせるようにして、尿道口を舐めほじられると、半開きになった唇の端からトロトロと涎を垂らしながら、静音は歓喜の声を上げた。 全身の神経全てがペニスに集まってしまったかのようである。背中に感じていた冷たい石壁の感触も、両手首を掴んでいるフェリーナの指の感覚も全て失せていた。 ペニスから流し込まれる快感を貪ることだけが静音の意識を支配していた。亀頭を包み込む舌が蠢くたびに、耐え難い射精の欲求がどんどん腰の奥に溜まっていく。 少女の屈服が近いと見たフェリーナの舌先が鈴口を甘く抉り、頬をすぼめて強烈に吸引した。絶頂感が背筋を貫き、サキュバスの口腔内でペニスがビクビクと暴れ回って射精の脈動を開始する。 「ひあぁぁ、もっ、もう……はっ、果てるっ! 果て……えっ? どうして、なぜ、なぜ、果てられないの? んあぁぁぁっ! そっ、そんなに吸ったらぁ……はあぁぁぁんっ!」 サキュバスの手で両手首を掴まれて動きを封じられた静音は、メイド服に包まれた上半身を思い切りのけぞらせて叫ぶ。 射精絶頂の感覚に身体は貫かれているにもかかわらず、灼熱の体液の放出が起きないのである。唯一放出を許された先走りだけが、切ない放出感を残してピュルピュルと迸る。 ビクビクと震える亀頭の先端部をふっくらと柔らかな唇で包み込んだフェリーナは、頬をすぼめてチュプチュプと小刻みに鈴口を吸引し、尿道から溢れ出す濃厚な先走りを引きずり出して舌の上を転がし、極上の精気を味わった。 先ほどの亀頭愛撫の際に、フェリーナは射精封じの魔法を静音のペニスに施していた。 精液そのものは結界の修復に使わねばならないので、先走りに含まれる精気を吸収して、今後の行為のためのエネルギーを補給しつつ、自らも楽しむつもりなのである。 「んひぃぃ! らめえぇぇっ! そんらに吸わないれぇ……」 舌をもつれさせ、唇の端から涎まで垂らしながら身悶えする静音の痴態に興奮を煽られたフェリーナは、さらに柔らかな舌先を尿道口に浅く挿入してクネクネとくねらせ、堪らないむず痒さを送り込んでくる。 ブルブルと痙攣するペニスの先から、止めどなく湧き出す先走りを味わいながら、パープルの瞳は冷静に、静音の精液が限界まで濃縮されるのを待っていた。 「ひいぃ、イっ、イかせてえぇぇっ! お願いっ、もう、もう我慢できないいいいっ!」 止めどない射精絶頂の快感を与えられ続けた静音はのけぞったままカクカクと腰を突き出し、射精へと至る止めの一撃を自らせがんでしまう。 絶え間なく送り込まれてくる強烈極まりない快感に、もう限界だと思って快楽に屈しようとしても、不思議なことに精液の迸りが起きないのである。 イきたいのにイけないもどかしさと、限りなく高まっていく放出の欲求がくノ一の少女を泣き悶えさせる。亀頭を優しく這うサキュバスの舌は、静音の限界を越える快感を送り込みながらも、決して絶頂に至る最後の一押しを送り込んではこなかった。 ぺちゃっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅるるっ……。 わざと大きな舌なめずりの音を立て、はしたない音を立てて先走りをすすり込みながら、フェリーナは上目づかいで静音の顔を見上げてくる。 焦らし抜かれて涙目になった静音の視線と、悪戯っぽい光を浮かべたサキュバスの瞳が互いの欲望をたたえて見つめ合う。 「わたしの舐め舐め凄いでしょ? でも、まだ射精させてあげませんよぉ。もっともっと高めてから吸い出してあげますよ。うふっ」 精気が限界まで濃縮されるにはまだまだ余裕があると判断したフェリーナは、さらにアグレッシブなフェラチオを開始した。 喉の奥まで深々とペニスを呑み込み、ストロークを存分に活かして熱い粘膜で扱きたてる。呑み込まれる瞬間には舌と喉粘膜が亀頭と裏筋にぴったりと吸い付いて絡みつくようにして擦りたて、吐き出される時にはカリ首が、うねる食道に逆撫でされて、重く、甘く痺れさせる。 じゅぷっ、じゅぷっ、という吸引音を立てて唾液まみれの肉シャフトが唇の間から出入りし、溢れ出した唾液と先走りのミックスジュースがぽたぽたと石床に垂れ落ちた。 静音はすでに意味のある声も出せず、髪を振り乱して鳴き悶えるばかりである。 十数分にわたって尽きること無いスタミナで奉仕を続け、精液が限界まで濃縮されたと判断したフェリーナは、一旦ペニスを口から吐き出して静音の顔を見上げた。 「うふっ、私のお口凄いでしょ? お待たせしました。お口の中に一杯濃い精液を出してくださいね」 そう言って口腔内に亀頭を咥え込み、はちきれそうな表面に舌先で解呪の紋章を描き始めた。器用に蠢く舌が、敏感極まりない亀頭粘膜に、複雑な模様を描く行為は、そのまま強烈な刺激となってくノ一メイドの全身を包み込む。 「うひ、あ、あ、あぁぁぁぁっ!」 待ちに待った射精への期待感に胸を高鳴らせ、静音は歓喜の涙を流しつつペニスを咥え込んだフェリーナの口元を見つめている。メイド服の胸元からは、フェリーナの乳汁の甘い香りと、静音自身のかぐわしい発情臭が薫っていた。 ちろちろと舌先が蠢くたびに、静音の射精を封じていた呪文が解除され、限界まで濃縮された精液が、気も狂わんばかりのむず痒い疼きを与えながら、ペニスの中をせりあがってくる。 待ちに待った射精の衝動が、気が遠くなりそうな開放感の大波となって少女を襲う。 「ひっ、はっ、果てるっ! 果てるうううっ! はあぁぁぁぁぁんっ!!」 絶頂を告げる静音の声が室内の空気を甘く震わせた。 ビクン、ビクン、ビクビクビクッ! ドクンッ! ドプッ! ドピュルルッ! のけぞって全身をこわばらせた静音のペニスが激しい胴震いを起こし、ゼリー状に濃縮された特濃の精液が、白い稲妻のように、フェリーナの口腔内に放たれた。 「んっ、んくっ、んくっ、んふうぅぅ……」 満足そうなうめきを漏らしながら、サキュバスは頬をすぼめて断続的に吸い上げることで射出に勢いをつけ、尿道から精汁を引きずり出して口腔内に溜め込んでいく。 静音はいつもの射精の快感をはるかに上回る壮絶な放出感に半ば意識を飛ばされ、フルフルと身を震わせている。ペニスの根元奥で射精筋がドクン! と大きく脈動し、精巣からゲル状の絶頂体液が搾り出されるたびに、くノ一メイドは息を詰めてのけぞり、目の前を純白に染め上げる至上の射精絶頂の快感を堪能していた。 脈動に合わせて吸引しなければスムーズな放出さえもままならないほどのスペルマゼリーの放出は、五分あまりにわたって続き、半失神状態の静音の身体が床にへたり込んでも、フェリーナの唇は亀頭を咥え込んだまま離れなかった。 やがて放出が終わり、精液をこぼさぬように唇をすぼめたままペニスから顔を上げたサキュバスは、消えかけた魔法陣の真ん中まで這うようにして移動し、そこで唇を緩めた。 半開きになった朱唇の間から、唾液とミックスされて量を増した真珠色の粘液がトロトロと流れ出し、石床に触れるやいなや、ほの赤い光を放ちながら消えていく。 どこにこれほどの量が納まっていたのか? と思わせられるほどの大量の白濁液が、一筋の白い流れとなって、サフェリーナの唇から床へと零れ落ちる。 精液の消滅と入れ替わるかのように、床に残っていた魔法陣の痕跡がくっきりと色濃く浮き上がってきた。 並みの人間の血潮よりもはるかに濃厚で量も多い静音の精気は、半端な生贄を捧げるよりもはるかに効率良く魔法回路を修復していった。 「はぁ、いいお味。飲み干せないのが残念だけど、それは後ほどのお楽しみ、うふふっ」 口腔内を満たしていた精液を全て魔法陣の上に垂らし終えたフェリーナは、唇を舐め回して精液の残滓を味わいつつ、床の上にへたり込んで射精の余韻に身を震わせている静音のもとに這い寄ってきた。 表情を虚ろに蕩けさせ、絶頂の余韻のさざなみにピクン、ピクン、と身を震わせるくノ一メイドの股間からは、いまだに勃起を治めていないペニスがそそり勃っている。 その鈴口には濃厚なスペルマの残滓が真珠のような光沢を放ってぷっくりと盛り上がり、フェリーナの「食欲」を誘った。 「これぐらいなら味見しても許されるでしょうね」 先端に唇を寄せたサキュバスは、舌を出してぺろりと白濁液を舐め取り、さらに唇をすぼめて尿道内に残っていた残滓もチュルッと吸い込んで味わう。射精直後の敏感なペニスを舐め吸われる快感に、静音は恍惚の表情を浮かべてのけぞった。 「うーん、美味しい……この精気の濃度なら魔方陣も完璧に修復できちゃいますね。さて、と、今度は自慢のおっぱいで静音さんのおちんちん搾っちゃいますよぉ」 ぬめった唇をはしたなく舐め回して宣言したフェリーナは静音を床に横たわらせると、その下半身に覆い被さるようにして豊かなバストの谷間でそそり勃つ肉柱を挟み込んだ。 「ふぁ……あ、あぁぁ……」 敏感な勃起を包み込んでくる柔肉の感触に、くノ一少女は表情をうっとりと蕩けさせて甘い喘ぎを漏らす。 先ほどフェリーナの口腔内に大量に放ったばかりだというのにも関わらず、早くも腰の奥に精液のマグマが溜まっていく感触があった。 熱く、硬く張り詰めた肉のシャフト全体を包み込んだプリプリの乳肉は、絶妙の弾力で締め付けてくる。口腔とも、膣内とも違い、優しく、ゆっくりと高まっていく快感である。 サキュバスの胸の高鳴りが、トクン、トクン、とペニスにも伝わってくる。心臓の鼓動が乗り移ったかのように、静音の股間もヒクン、ヒクン、と小さな脈動を返した。 「それじゃあ、揉み揉みしてあげますね」 フェリーナは肉メロンを思わせる豊乳を両側から寄せるようにして揉みこね始めた。フニュフニュと擦り合わされる乳肉がじれったいほどの快感で静音の勃起を蕩けさせていく。 「どうですか? 気持ちいいでしょ」 フェリーナの問いに、静音は答えるのをためらった。快感を認める言葉を告げてしまうことで、際限無い快感の渦に巻き込まれ、後戻りできなくなるのではないかという危機感が、彼女が快楽に身を委ねることを妨げているのである。 「うふっ、もっと開放的になって気持ち良くなっちゃいましょうよ。さっきの射精、気持ち良かったでしょ? 言っちゃえば、もっともっと気持ち良くなりますよ。ほらほら、もっとグニュグニュしてあげますよぉ♪」 甘さを交えた口調でそう言ったフェリーナは左右から揉み寄せた乳肉をフルフルと震動させて快感を送り込んだ。 「ひあぁぁぁ! うぁ、あっ、きっ、気持ちいいっ! 気持ちいいよぉっ! ふわあぁぁぁぁっ!!」 静音はついに自ら快楽を言葉にしていた。ビクビクとしゃくりあげた亀頭の先端から濃厚な先走りが搾り出されて乳肉をぬめらせる。 それが潤滑油の役割を果たし、クチュクチュといやらしい粘液音を立ててより大きな快感を沸き起こらせた。 「出したくなったら遠慮無く出しちゃっていいんですよ。私のおっぱいに熱いドロドロの精液一杯ぶちまけてくださいね」 極上の乳肉マッサージに、たちまちのうちに絶頂へと追い上げられながら、静音は言い知れぬ開放感を感じていた。 続く | |